フロイドローズに必携!!!六角レンチにニッパ、その他もろもろ取り扱っています。
CDに合わせて弾けるようになったらお手本なしで弾いてみよう。というのはどういうことかというと CDにはギターの音が入っているからそれを消してしまうということ。なのでバーチャルにギタリストとして バンドに参加しているような錯覚に陥ってみようという訳。そんなキワモノグッズがこちら。
VOXから発売されているJAMVOXという見た目スピーカーな代物。これは基本的にはPC用の アンプシュミレーターで、USB経由でPCに接続して編集ソフトから音のモデリングをするという よくあるコンセプトの商品。しかし、これだけで終わらないのがJAMBOXのいいところ。 GXT機能というのがあってこれが、既存の曲のギターパートだけを消すことができるというものだ。 そしてJAMBOXでギターキャンセルした曲を再生させながら、ギターを曲に合わせて弾くことが可能。 この機能欲しさに発売されてすぐに飛びついてしまった。当時は17,000円ぐらいして お小遣いをひっ迫してしまったが、現在もメインで活躍中。
という夢のようなものだけど、ちょっと現実の話をしておこう。
この売りになっているGXT機能、確かに消える・・・でも嘘は言っていないが消えないものもある。 正しく言えば、綺麗に消すことができるかどうかということ。1960〜70年台のCDのミックスでギターの音が ステレオの左右どちらかからしか聞こえてこないような曲はかなりの確率で綺麗に消せる。 しかし、センターにギターパートがあると他のドラムやボーカルパートのギターと同じ周波数域まで 消されてしまうので、ギターキャンセル後の曲が変に加工されたようになってしまう。 それでもこういうマイナスワン機能としては、フリーソフトとかよりは比べ物にならないクオリティがある。 アンプシュミレーターとして付き合うか?カラオケ機能に期待するか?は本人次第。 いま値段下がってきているから「マルチエフェクター+ワン」としてはいいものだと思う。 あと最後にJAMVOXは単体では動作しないので、必ずPCが必要!これを忘れてはダメ。
それではスクリーンショットをいくつか紹介。
これが画面。アンプやエフェクターが並んでいて直感的な操作ができる。
プリセットも結構揃っている。こんなのもあるよ。
これがGXTコンソール。左側のスピーカー部分のラインを調節してギターキャンセルができる。
ここまでくれば自分の演奏を記録したくなっただろうか?録音も現在ではとても便利になった。 先に紹介したJAMVOXでも録音することは可能だが、DTMやDAWという言葉でお馴染みのソフトを 使ってみよう。
私は昔4トラックのカセットテープMTRを持っていて、それを使って録音をしたことがあったけど 4トラックだと、ドラム、ベース、リズムギターを入れてリードギターを入れてしまえば、 空きトラックが無くなるので、ピンポン録音といって3つのトラックを1つのトラックに集約して 新たに空いたトラックに録音したりとややこしい事をした経験がある。でもいまはPCさえあれば 録音は簡単に出来る。しかし、簡単と言ってしまったが以外にこういったソフトを使いこなすのは 大変である。
ついこの前にCUBASE6が発売されたので意を決して購入してしまった。
はっきりいって機能の2割ぐらいしか使いこなせていないような気がする。 教則DVDまで買って今必死に覚えようとしているところ。こればっかりはここで詳しく説明できないので、 「DTM、DAW、ソフト」でググって調べてほしい。
とにかく録音するのに必要なものだけ紹介しよう。
ギターやボーカルの音をPCに取り込むにはオーディオインターフェースという機器が必要。 アナログ信号をPCに対してデジタル信号に変換するのが主な役割である。
これはヤマハのAudioGram6というインターフェース。実はこれを買うと先程のCUBASEのAIバージョン が付いてくるというお得なもの。最近殆どのオーディオインターフェースにはこういったDAWソフトが バンドルされているので、購入すると自宅ですぐに録音することが出来る。
現在私もこの録音方法について勉強中なので、詳しく説明できず申し訳ないが、 録音できるレベルにまで到達すると、この録音という行為は格別に楽しいものである。